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月寒デンタルクリニック

〒062-0053 

北海道札幌市豊平区月寒東3条16丁目6-10

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あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常があり、「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などが主な症状である慢性的な疾患です。原因はいくつかあり状態も異なりますが、まとめて顎関節症と呼びます。子供~高齢者まで幅広くみられる病気です。人によって軽症のものから重症まで状態は様々で、「患部を安静にする」「問題のある生活習慣を改善する」「薬を服用する」などの治療で80%の人はよくなっています。重症になると手術が必要となったり、症状もめまいや痛みなど全身に及び、開口障害により食事の摂取が困難になったり、さらには精神的にも影響を受けるなど、日常生活に支障をきたすほどの症状に苦しむ患者さんもいます。顎関節症の患者はここ十数年で15倍にも増加したとも言われており、年齢では10代半ばから増え始め20~30代がピーク、女性は男性の2~3倍の来院数と言われています。近年患者数が増加していることを考えると、最近の若年層に顕著な食習慣、生活習慣などにも関連があると考えられるでしょう。なお、顎関節症の定義は以下の通りです。「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」(日本顎関節学会「顎関節症の定義」)

​顎関節症の主な症状

顎関節やその周辺の頬やこめかみに痛みがあります。口の開け閉め、食べ物を噛むときなど、あごを動かした時に痛むのが特徴です。
(あごの動きに関係なく痛む場合は他の病気の可能性が高いです。)

​①あごが痛む

​②口が大きく開けられない(開口障害)

正常な人は縦に指三本分(40~5ミリ)入りますが、指が2本程度(30ミリ)もしくはそれ以下しか入らない場合は、顎関節症の可能性があります。あごを動かすと痛むので無意識に動きを抑えてしまっている場合と、顎関節の異常で口が大きく開けられない場合とがあります。また、いきなり口が開かなくなる場合も、徐々に開きづらくなっていく場合もあります。

​③顎を動かすと音がする(関節雑音)

あごを動かしたときに耳の前あたりで「カクカク」「ジャリジャリ」「ミシミシ」といった音がします。症状が音だけの場合、顎関節症予備軍となりますが、特に治療は必要としません。

​④咬み合わせに違和感がある

あごの関節や筋肉に問題があると、あごの動きに変化が生じて噛み合わせが変わることがあります。急に噛み合せが変わったように感じるときは顎関節症の可能性があります。

一般的に「咬み合わせが良い状態」とは、上の歯と下の歯が均等に重なる状態のことを言います。そして、均等に重なる上で重要となるのが「下顎」の位置になります。「咬み合わせが悪い状態」はこの下顎の位置のズレが原因の一つになります。下顎は、頭蓋骨に固定されることなく筋肉によって支えられ、時計の振り子やブランコのようにぶら下がっています。そして、頭と身体全体の重心のバランスをとるという重要な役割を担っています。そのため、下顎のズレが頭を支えている首のズレに繋がり、背骨、肩、腰、股関節と全身の関節へとズレが広がっていきます。そのズレた下顎の位置を、骨や筋肉にとって楽な位置(リラックスしたポジション)に戻してあげることで、全身の筋肉・骨格がバランスのとれた状態に改善され、心身共に健康な状態になることが期待できます。​

​②骨の発育障害や指しゃぶりなどの癖

例えば骨の発育障害が部分的に現れれば顎の変形、指しゃぶりがあると開咬(前歯がかみ合わない)などが起きてきます。頬杖など顎へ負担をかける行為も下顎のズレにつながります。

​③むし歯を治療しないで放置したり、歯を抜いたままにした

歯が正常な位置から移動してしまい、歯並びや咬み合わせが異常になったりします。

​咬み合わせが悪くなる原因

咬み合わせが悪くなる原因に下顎のズレをあげましたが、下顎のズレにつながる原因や咬み合わせに影響を与える原因は他にもあります。主な原因として3つほど紹介します。

​①遺伝によるもの

子が親に似た歯並びや咬み合わせになるのは遺伝の影響のためです。歯と顎・上下の顎の骨のバランスの崩れによって、八重歯や出っ歯、受け口になったりします。歯並びが崩れることで顎がズレた位置で噛む癖がついてしまい、結果的に咬み合わせも悪くなってしまいます。​

​かみ合わせの悪さが原因で起こる症状

歯ぎしりやくいしばりがあっても、とくに問題はないと思われている方がいらっしゃると思いますが、とんでもありません!!
歯ぎしり・くいしばりはお口の中健康だけではなく、全身的な健康にも大きく影響します。歯ぎしり・くいしばりをしているという自覚がない方が多いのもあまりクローズアップされない原因と思われます。
お悩みの方は一度ご相談ください。

※ 総ての人に症状が当てはまるわけではありません。
また、上記の症状がある原因の総てが歯ぎしり・くいしばりから来るものではない場合があります。

✅ 首や肩の痛みや「こり」の原因になる

✅ 耳の痛みやつまった感じ原因になる

✅ 偏頭痛の原因になる

 歯がすり減ったり、割れたりして咬み合わせがずれる

 

✅ 歯に亀裂が入り、しみたりする

✅ 治療した被せものなどが破損する

✅ 圧縮力によって歯の一部がかける

✅ 歯を支えている骨が破損される

✅ ​顎関節症の原因になる

​歯ぎしり・くいしばりによる影響